アメリカの移民事情と日本人移民の減少

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移り変わるアメリカの風景



アメリカ、特にカリフォルニアは旅行地としては何度も行っているし、それなりに長い時間の変遷も見てきたような気もする。ロサンゼルスもサンフランシスコも、最初に訪れてからすでに相当長い時間が過ぎてしまって、今の街の風景は驚愕するほど変わっていて毎回訪れるたびに驚いてしまう。


店もどんどん変わるし、街の建物も変われば、整備されて開発されていく地域もめまぐるしく変化してきた。その中で、多くの人が絶対に変化に気づくのがやはり人種の広がり、移民の拡大じゃないだろうか。


初めてロサンゼルスに行ったとき、またサンフランシスコに行ったとき、アジアの国からの旅行者はほとんど(99%かな)日本人だった。なので、現地で日本人に会うのがいやだなあってすら思っていた。もちろん、チャイナタウンに行けば中国系はわんざかいたけれど、彼らは昔からの移民であって新しい移民でも観光客でもないので、ちょっと意味は違った。


それが、訪れるたびに人の顔つきがどんどん変化していって、イスラム系の人も相当増えたし、南米系はさらに増えてきたし、白人系でもカナダとかだけじゃなくてオーストラリアやニュージーランドのほうからも流れてきているようだし、特に東欧系の人たちはすごく増えてきた印象がある。本当にもうなにがなんだかわからなくなってきた。

変な話だけれど、こうなってきてしまったためか、今はアメリカで日本人に会うとほっとする。昔は会いたくないとすら思ったけれど、完全に意識が反転してしまった。


日本人移民、移住者の減少

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日本人街はロサンゼルスにもサンフランシスコにも昔からあったけれど、その規模はあまり変化がなくずっと維持されてきただろうか。少なくとも、拡大して凄い大きさに成長したとはいえない。

しかし同じアジアエリアでいえば、韓国人移民と中国人移民は激増してとっくの昔に日本人移民の数を上回っているらしい。実際に街をあるけば、韓国人・中国人は凄い数で目の前を通り過ぎていく。

中国人はあれだけの人口だから、海外への意識が拡大して出国者が増えれば一気にこうなるとは思っていたから、経済活動が活発化して世界に中国人が出て行くなかでアメリカもヨーロッパも中国人が増えたという事実には驚きもさほどない。ニュージーランドあたりは、完全に中国人しかいないようなエリアもどんどん形成されているくらいだし、そういう現象はヨーロッパでも起きている。


しかし、中国人と同じかそれ以上に凄い増加を感じるのが韓国移民だろうか。あれだけ人口も少なくさほど移民の歴史もない国でありながら、移民がまるで国家の流行になったかのようにアメリカにも他の世界にも韓国移民が一気に拡大していて、それはまだまだ終わることもなさそうだ。



自分の国と移民先の国、どっちがいいか?

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よく、アメリカ人やカナダ人と話をするときに、彼らに聞かれる質問がある。「何故、日本人は中国人や韓国人のようにアメリカやカナダに移民してこないのか?」という質問。これは、オーストラリアでもニュージーランドでも聞かれたこともあるので、世界的な疑問(?)なのかもしれない。


でも、、回答に困りながらも会話を続けると、彼らはみんな10分もすると納得し始める。

私自身の言葉の中に、日本を普通に愛する気持ちがわかるらしい。普通にというのは、大げさでもなく生活を続けていて問題をさほど感じないという意味であって愛国心だらけの国粋主義者という意味とは全く違う。

よく、アメリカ人にも他の国の友人からも、日本はここがダメなんだよとか悪い点も指摘されるけれど、私は別にそれに怒りも感じない。いろいろな意見があっていいから。実際に日本で生活しているのは自分であって、その自分がある程度幸福感があるなら他の誰がなんと言っても気にする必要もない。悪いことを言っている人はどうせ日本に来てまで生活なんてしないだろう。なら、そこで生活している自分がよければ、悪口があったとしても、「そうか、そういう点もあるならこれからだんだん良くしよう」とか前向きに考えていけば、それもかえってよい指摘でもあったりする。だからそれでいいわけだ。

で、そんな態度で話しをしていると、彼らはこういう結論になるようで・・・・

「お前は、つまり日本人は、自国に不満が少ないんだよ。それが自然に自国を好きなままでいられるわけだよな。だから、わざわざ好きなところを離れて他の国に永住・移民なんてする必要ないわけなんだな。そういうことだろう。わかったわかった・・・」

と、こんな感じだろうか。

でも、そのアメリカ人たちが追加するに、中国人も韓国人も他の国からくる移民も、多くは自国を異常なくらい強く愛しながらも自国の悪い面も強く感じていて、結局は天秤にかけると自国を離れてアメリカに来るほうがよい選択になった、ということらしい。

まあ、こういう判断をして移民する日本人だってもちろん結構いるだろう。
しかし、私(日本人)は、素直に自然に愛国心があるように映るらしい。
ちょっと嬉しい。

かたや特に韓国人は、異常に愛国心が強く、韓国に対する一言の悪口も許されない雰囲気があるとのこと。冗談でのマイナス情報すら受け付けないらしい。強烈な愛国者なんだろう。まあ、それは韓国人を見ていれば相像できることだけれど。



そんなことを言われて思ったことは・・・・我々日本人は日本を素直に自分の祖国として好きであって、それは当然のことだから他人に押し付けもしないし、他人から何か言われてもいいところもわるいところもすでに自覚してるので、いちいち怒っても意味ないこともわかてるってことかな・・・と。

日本は戦後さんざん海外から批判されてきたからなあ。批判にいちいち反応するほど愚かでもなくなったのかもしれない。ただ、ものすごい批判に耐えてきた分だけ知らぬ間に愛国心も深くなって、それは心の深いところに静かにいつも横たわっているようなものになったような気がする。



日本がいいから移民はしないのかな・・・・

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その昔はアメリカに永住権をとって移民したりするのは、かっこよくて憧れてみたりするってことも多かった。まして島国に閉じこもってた時代は、海外に移住なんてカッコいいに決まってた。若者はどこかしらそういう気持ちはあっても当然だと思う。

ただ、時代も変わった。外国人なんて東京でも大阪でも京都でも、果てには田舎の町でもいまや簡単に見つかる。そういう国際化してしまった今は、日本という国について、良し悪しを素直に眺められるようになったような気もする。

海外からの旅行者が悪い態度で目の前にいたりすれば、ああ困ったなあって思うわけで、そうなると海の向こうはすべてカッコいいという概念はどんどん変わってゆく。海外からの情報がどんどん増えたから、日本と海外を対比してながめるようになったのもあるのだろうなあ。

なんだかんだいって、今は多くの日本人は日本がすきなんだと思う。好きなところを永遠に離れるなんてのはちょっと無理なんだろうと思う。



外国人が日本をほめるようになった?

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本当に、初めてアメリカに行ったころ、またハワイで働き始めたころ、ニュージーランドに住んでいたころ、私自身、日本がほめられたことなんて正直1度もない。日本人は働きすぎで、思考が単一的で、笑顔もなく、英語も出来なくてなに考えてるかわからないし、裏表があって・・・・こんな批判は何度聞いたかわからない。

不思議なのは、こういう批判が今は本当に消えてしまったこと。もちろん、いまだに言われることもあるだろうけれど、その回数たるや9割くらい減ったんじゃないだろうか。昔は批判90%、今はほめ言葉90%、正確にはわからないけれど、海外で人と付き合っている実感としてはこれくらいの差を感じる。

むしろ、海外の人が日本を尊敬している面が凄い多い。日本人の静かで優しい一面・・・これって昔ははっきりものも言わないから何考えてるかわからんって大批判されてたことだけど・・・今は、それがほめられるわけで・・。こんな逆転現象が完全に起きてしまっているように思う。

実際に、日本にやってくる旅行者も多すぎなんじゃないかとすら思うし、まして、日本に住みたいとか永住したいって外国人も何でこんなに増えたんだろう・・・不思議でならない。



ということで、結論


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日本は日本人にとってはいい国なんだと思います。だから、移民しなくても問題なんてないんです。もちろん、小さな問題はどこの社会にもあります。しかし、日本を離れるよりもその好きな日本で皆ともっといい国を目指すようにがんばっていく価値もあると感じる国が日本なんだろうと思います。

私も、ハワイやニュージーランドに住んで、最初はそのまま永住しようかとか考えたこともありました。でも、今は観光客として行く外国が好きであって、自分が帰ってくる場所は日本なんだなあって思います。

アメリカへ移民や永住はもう考えなくなりました。

こういうlことなんですね。




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