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サイパン直行便の終焉

ここでは、「サイパン直行便の終焉」 に関する記事を紹介しています。
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グアム島に並んで、かつては一大リゾート旅行地であったサイパンへの直行便が5月でなくなるらしい。

これには本当に時代の流れを感じるものがある。本当に1980年代から1990年代にかけては、週末にグアムやサイパンに遊ぶに出かける軽い感覚で行ける旅行が大流行していた。それがなぜこうなったのだろう。

グアムはまだ健在ともいえるけれども、それでも随分渡航者数は減ってきたようだ。


一番大きな理由は、サイパンがなにかアジアの島のようになってしまった影響も大きいだろう。かつては、異国のビーチという雰囲気もちゃんとあったけれど、今は中国・韓国を中心とした旅行者数が爆発的に増えて、なにかそれこそ中韓のビーチにでもいるような感覚すらあることもしばしば。

とうぜん、それに伴って街の景色も変わる。看板や店のスタッフなどもその影響は見える。


グアムやサイパンに限らず、太平洋のリゾート地は本当にアジア色が強くなった。あのハワイでも、かつてはほとんど日本人だけだったアジアからの観光者が、今は同様に中韓、タイ、フィリピン、台湾など、本当にアジアの国のオンパレードとなっている。

正直にいえば、一番うわっと思うのは、そういう現地で中国や韓国の大声ツアーにであってしまったときだ。レストランなどでは、もう凄い声で話しをするので、店中に中国語が響き渡ったりする。ハワイなどでゆっくり朝食を楽しみたいとおもって、ビーチサイドレストランにいってみても、そういう破局的な経験は何度もある。まして、バイキング形式の朝食で遭遇すると、戦争のようになってほとんど食事を取りにいけないことも何度かあった。自分もマナーを忘れて振舞えばいいかというと、やはりどうもそうも出来ない。体がそういう戦争のような状態に慣れていないのだ。

しかし、かつて1980年くらいから日本人が海外で多くなったころは、日本人はアメリカやヨーロッパから散々叩かれた。マナーがない、言葉が通じない、一流レストランでありえない行動をするなど、とにかく旅の異端児あつかいだった。正直、来てほしくない旅行者だったのだろう。


だから、今目の前で起きている現象を見ると、過去の我々とも随分共通するものすらある。


今は、エクスペディアなどの統計では、世界で一番好ましい(歓迎される)旅行者は、日本人らしい。フランス人、イギリス人、中国人などが逆に敬遠されているらしいけれど、なんとも不思議な結果だ。アジア人が嫌われてるなら、日本人とて嫌われて当然だけれど、フランスやイギリスなどのほうが嫌われるということは、いろいろと評価が変わってきたということなのだろう。

サイパンやグアムでも、一時は日本人が多すぎて現地では少なからず敬遠されたことがあった。でも、いまや観光局が日本人を呼び戻したくてプロモーションをしているらしい。嬉しくもあるけれど、本当に時代が変わった。


こういう状況を考えると、やはり今後旅の目的地は、そこにどんな人がいま住んでいて、どんな人達が旅できていて、どういう雰囲気になっているのか、ということまで考えないと、選べなくなったということなんだと思う。

かつて、フランスでパリに行けば、周りはほどんど白人で、その前にエッフェル塔が見えた。今は、そういう光景はない。



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